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おもい おいもの おもいを わかって〜!
おもいおいも
木坂涼・作 どうなつみ・絵
みんなで大きなおいもを運んでいると、どこかからだれかの泣き声が。すると「重い重いってひどいわ」とおいもが大泣きしています。みんなびっくりして今度はだいじに運んでいくと、満足そうにおいもはうっとり。落ち葉のドレスをまとって「てんかいっぴん、ぴかぴかの、ほかほかのやきいもにしてくださいましね!」といったおいもは、あまくてほくほくのやきいもに。
リズミカルな文章に、動物のだれかがおならをするなどユーモアもたっぷり!
おもいおいものおもいがわかる愉快でほくほくする絵本です。
木坂 涼(きさか りょう)
詩人・エッセイスト・翻訳家・絵本作家。詩集に、『ひつじがいっぴき』(フレーベル館)、『五つのエラーをさがせ!』(大日本図書)ほか。絵本に『かげはどこ』(福音館書店)、『あめあめぱらん』(のら書店)、『だっこべんとう』『にんじゃべんとう』などの「おべんとう」シリーズ(教育画劇)、翻訳絵本に『ちょっとだけまいご』(BL出版)、『もしきみが月だったら』『ハロウィンのおきゃくさま』(ともに光村教育図書)、『くるまがいっぱい!』(好学社)など多数。
どう なつみ
1979年、山口県出身。2004年インターナショナルアカデミー絵本教室にて、絵本制作について学ぶ。2007年より、布に描いたキャラクターイラストを使った雑貨づくりを始め、世界にひとつだけのオリジナル雑貨をコンセプトに、絵本からとびだしてきたような作品を目指して制作。おもに、子ども服やバッグなどを手がける。本作が初めての絵本出版となる。京都府在住。
http://meari.pecori.jp