「ありがとう」って うれしいときに いうんだね
きみにありがとうのおくりもの
宮野聡子・作絵
元気なこりすとのんびりやのくまくんは、ふたりでなかよく暮らしています。
きれいな部屋に、おひさまのにおいのシーツ、庭で育てている花やおいしい野菜、それから花かんむりや、手をあたためてくれたこと・・・。相手にしてもらっていることに改めて気づき、よろこびと感謝の気持ちを伝えあいます。
一日の終わりに、そばにいてくれる誰かと読みたい絵本。
やさしい気持ちになれると、ひそかにベストセラーを続けている『いちばんしあわせなおくりもの』の待望の続刊です。
宮野 聡子(みやの さとこ)
1976年、東京都生まれ。女子美術短期大学情報デザイン科卒業後、グラフィックデザイン会社、子どもの本専門店勤務を経て、絵本作家となる。
作品に『えんそく おにぎり』『ひなまつりの ちらしずし』(ともに講談社)、『ともだちの ひっこし』(PHP研究所)、『ちいさな かわいい おべんとうばこ』(小学館)、『パンツ ちゃんと はけたかな』『おひるね ちゃんと できるかな』『おねしょ ちゃんと なおったね』(いずれも教育画劇)などがある。
本作は、第7回リブロ絵本大賞を受賞した『いちばん しあわせな おくりもの』(教育画劇)の続編。