簡単な絵探し遊びも楽しめる、恐竜かくれんぼ紙芝居!
みつごスピノのかくれんぼ
2巻
にしもとおさむ・作/絵
お母さんとはぐれてしまった、スピノサウルスのみつごの赤ちゃんたち。ゴロゴロ落ちる雷や怖い肉食恐竜たちから身を守るため、上手にかくれんぼします!さあ、無事お母さんに会えるかな?簡単な絵探し遊びもできるお話紙芝居!
スピノサウルス は最近どんどん研究が進められ、その生態が解明されつつある恐竜です。そのひときわ目立つ凶暴な見た目と、珍しい生態が男の子に大人気と言われています。ティラノサウルスに匹敵するほどの巨大な体躯を持ち、ワニのように細長い口に、魚など獲物をとらえて離さない、まっすぐで鋭い歯がびっしりと並んださまは、スピノサウルス特有のものです。こうした点から特に最近急激に人気を伸ばしている赤丸急上昇の恐竜と言えます。紙芝居の中でもラストの8画面目にお母さんのスピノサウルスが水の中から登場しますが、ぜひ、そのユニークな姿をお楽しみください。
スピノサウルスについての豆知識:
スピノサウルス:大型の肉食恐竜で、実はその体調はティラノサウルスよりも大きい15メートル。体重は7トンもあったと言われています。背中に巨大な船の帆のような突起があり、口はワニのように長く、円錐形の歯が密集していたと言われています。また先端に向かって細くなるオールのような長い尾を持っており、自由に水の中を泳ぎまわり、水棲に適応した恐竜であったことがわかっています。
にしもとおさむ
1964年、広島県呉市生まれ。
1988年、武蔵野美術大学
造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。
以後東京を中心にフリーのイラストレーター、
造形作家、アートディレクターとして活動。
2012年、広島に拠点を移し活動。
主な紙芝居作品に
「おかしのしまのハロウィンパーティー」など。
主な書籍作品に、
「こうさくワンダーランド」(ブロンズ新社)
「3ぷんこうさく50」(学習研究社)
「3ぷんこうさく50・おはなし編」(学習研究社)
「ピリピリ工作」(世界文化社)
「はじめての日本地図絵本」(世界文化社)
「おもしろ世界一周」(世界文化社)
「世界一周なぞなぞ絵本」(世界文化社)
「紙の工作大百科」(あかね書房)
「からだのふしぎ」(世界文化社)
「からだのふしぎ けがとびょうきのナゾ」(世界文化社)
「どうぶつのふしぎ」(世界文化社)
「日本列島 都道府県がくしゅうジグソー」(世界文化社)
「せかいいっしゅうかるた」(世界文化社)
「おばけちゃんと妖怪かるた」(世界文化社)など多数。