

「生活の困った!」をみんなで支え合う社会のしくみ
みんなのミカタ 社会保障制度② みんなでささえあう社会保険
2巻
河合 塁・監修
新 刊
社会保障の中心となる社会保険には、病気やケガをしたときの医療保険、高齢者のための年金保険や介護保険、働く人のための労災保険や雇用保険があります。安心してくらすために欠かせない保険のしくみをわかりやすく解説します。
監修者・河合 塁
岐阜大学地域科学部教授。愛知県出身。専門は労働法・社会保障法など。1999年に社会保険労務士試験合格、2000 ~ 2013 年まで企業年金連合会(旧・厚生年金基金連合会)にて年金関係の仕事にたずさわる。その間に中央大学大学院で博士(法学)を取得し、2013 ~ 2023 年まで岩手大学准教授、2023 年からは現職。サラリーマンから大学教員になり、アラフィフになってからほぼ 30 年ぶりに地元に戻ることに。というわけで「人生万事塞翁が馬」が好きな言葉。著書に『生きのびるための社会保障入門』(堀之内出版、共編著)、『リアル労働法』(法律文化社、共編著)など。
2巻では、社会保障の中心となる、社会保険をそれぞれみていきます。社会保険には、病気やケガをしたときの「医療保険」、おもにお年寄りのための「年金保険」や「介護保険」、はたらく人が病気やケガをしたときの「労災保険」、仕事を失ったときのための「雇用保険」があります。どれも、わたしたちが安心してくらすためにはかかせないしくみばかりです。(はじめにより抜粋)